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カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑬ エステーリャからボトルだよ!

エステーリャ(Estella)の街散策。

午後2時過ぎという時間帯はシエスタ文化のあるスペインの町ではお昼ご飯にちょっと困る。
カミーノを歩いていると、宿に到着するのがどんなに早くても13:00過ぎ。
そこからシャワーを浴び(汗まみれなのでこれ最初)、洗濯するとどうしてもお昼ご飯を食べに行くのが14:00過ぎ。 バルはオープンしているけどおつまみピンチョスがパラパラある程度・・・。

この日も15:00近くとなり変な時間帯。
バスターミナルに併設されているカフェくらいしかなかったのでとりあえずそこで。
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たいしたメニューが無かったので私は焼きピーマン&ベーコンのボカディージョ。
Jujuはミートソーススパゲティー。(缶詰っぽいソースだったそうです)
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生絞りオレンジジュースは私の日焼け後マストアイテム! 
スペインはオレンジ豊富だけどオレンジジュースは1杯2.5ユーロ~3ユーロ程。
ビールやワインに比べると結構高価な飲み物なんだよね。

腹ごしらえ後の散歩。 20km以上歩いた後でもお昼食べたらまた元気復活で歩き回る。
シエスタ中なので町はし~んと静まりかえっている。
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憩いの広場も無人。
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カフェでコーヒータイム。 そよそよ風が吹き、鳥がさえずり、誰もいなく、のんびりしていていい感じ。
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そこへヨロヨロと今にも倒れそうな歩き方でブラジル人のアドリアーナ&レビ夫妻がやって来た。
この夫婦とはいつも泊まるホテルが一緒。 
この夫婦、なんだかとっても優雅なな雰囲気が漂っているのです。 汗まみれのドロドロ状態でも気品があるのです。 きっと良いところの人なのかな?

「今日は道を4kmも間違えてしまったの・・・・。もう疲れすぎて歩けないし探しているホステルも見つからないの。」
とアドリアーナ涙目&震え声。

アドリアーナよ、今日の道はずっと真っ直ぐ、標識も多く、間違えるような道あったかいな??

探してるホステルは?と聞くと私達の泊まっている所。
建物に小さな看板掲げているけど、きっと疲れすぎてもう見えなくなっているのかもしれない。
同じ所に泊まっているから一緒に行こうとティータイム終了。


部屋でお昼寝をし、その後夜ご飯を食べに町の広場に繰り出す。(ホント飲んで、食べてばかりです)

スペインのご飯タイムは他の国とはズレズレ。夜7時以降~でないと夜メニューの提供はしてくれないのでワインを飲んで時間潰し。

2人で飲んでいたら次々合流してきて、あれよあれよと皆集まり総勢14名の大テーブルに変身。
カナダ夫婦(1組)、オーストラリア(1名)、レバノン(1名)&残りアメリカ人。
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歩いている道中はいろいろな国の人と交流してるけど、夜ご飯時は気がつくといつもアメリカチームの一員になっている気がする。 

日本人は日本人同士で固まるってよく言う(言われる)けど、いやいや、アメリカ人の方ががっちりアメリカ人で固まる傾向があるような気がします。 アメリカ人の寒いジョークはヨーロッパ人にはキツイのかも!?
 

お待ちかねの夕食は今日もメニュー(10ユーロ)で注文。 このエステーリャの町からメニュー1つにつきワインがボトル1本付きとなる! グラスじゃないよ、ボトルだよ♪
ワインが飲めない人はお水を選択だけど、これも1.5Lボトル。 太っ腹ね、スペインの田舎は。

で、前菜は今日も白アスパラ。缶詰でなくこちらはフレッシュ版でした。
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レバノン人のジョエルはリゾットを頼んだけどイカ墨とは彼女にとっては予想外! 
半分食べるの手伝ってあげた。 とっても美味しい。
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骨付きポークの炭火焼き。
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デザートはアイスクリーム。と日記メモに書いてあったが覚えていない。

1人1本のワイン付きのメニュー。でもここのウェーターさん、水注文の人の分もワインを持ってきていたからワインはきっと水よりも安いという事なのかも知れない。

それだけのワインを出されたテーブルはそりゃぁ~大騒ぎになるよね。
散々騒いで、大笑いして、時には真面目な話もして。
だんだん酔いもまわり、眠くなってきたので私達はお先にまた明日ね~と退散。


金曜の夜のレストランひしめく広場横のホステルが今日の寝床だが、、、、、、
まあうるさい、うるさい。 どのテーブルも酒盛り状態だからね。
いびき対策で持ってきた耳栓が酔っ払い対策に変化した日でした。
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by kiki-juju | 2015-09-06 20:54 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(6)

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑫ プエンテ・ラ・レイナ~エステーリャ

2015年5月8日(金)     天気:晴れ
行程: プエンテ・ラ・レイナ(Puente La Reina) ~ エステーリャ(Estella)  約22km
出発: 6:00a.m   到着:13:30p.m   歩行時間:7時間30分


5月上旬のカミーノは朝方はフリースを着て歩くくらい涼しいのですが日中の気温上昇は真夏並み。
前日は軽く熱中症に近かった為、この日から出発時間を遅くとも朝6時までにと変更。

カミーノ道中の朝食は大体カフェでパンとコーヒー。
スペインのたっぷりミルク入りのコーヒー(カフェ・コン・レチェ)は美味しい!
朝、昼、夕方と1日に3杯は飲んでいた気がする。 クロワッサン系のパン類も美味。
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町外れの今日の看板。 目的地のエステーリャまでここから19.7km。
20Km以下の表示は楽勝な気がしてきている。感覚がだんだんカミーノ仕様になっている。
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あんなに痛かった足も朝には何とも無い! 良かった♪
高低表を見ると今日はアップダウンもあまりない様子。
永遠に続く麦畑を歩いていく。
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イタリア人カメラマンのルカと一緒に歩く。 ナショジオなどの撮影の仕事もするほど世界中を旅している。
興味深い話(サッカー、イタリアンマフィア、南米旅など)盛りだくさんで話しながらの歩みはかなり疲れ知らず。 私達の毎朝恒例の影写真も3人で。
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シラウキの村までの7kmがあっという間。
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前を歩くカナダ人のおじさん?(もしかしたら、もしかすると同世代かも!?)、私達が大声で話して盛り上がっていた南米話に参加。
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カミーノは世界中を旅行している人が多いのでいろいろな話が聞けて楽しい。
で、影撮影も今度は4人で。
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シラウキ村でドリンク休憩後、しばらく歩いたところに世界地図!
日本が消えて無いじゃん・・・・・。
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今日は景色も綺麗、そして体力も少しづつ付いてきたのか歩くのがとっても楽。
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坂道が出てくると少々怯むけど、登ってみると息切れもせずにスイスイ登れている自分にビックリ。
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カミーノ道中、川を横切る事も多く、そこでは必ず川で遊んでいる人がいます。
リフレッシュにちょうど良いしね。 
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カミーノっぽいトンネル。 トンネル内はひんやり涼しい。
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通り過ぎる小さな村も必ずお花があり可愛らしい。
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13番地、ヤコブ様? キリスト教で13番地ってどうなんだろうか?
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この日はかなりのハイスペースでロルカ村(LORCA)。
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今日の目的地、エステーリャまであと7.5km。
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麦畑を吹き抜ける風が気持ちよい。
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あの山超えるの???と一瞬恐れたが、迂回でした。
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迷路の様な石壁道を抜け、
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異様なまでに湾曲している橋を超えたら、
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カナダ人ナタリー姉さん&ブラジル人エイ君とばったり再開!
歩きながらザックの荷物軽減の為、カミーノ道中で捨てた物お笑い発表会。 
ナタリー姉さん、硬さの違う枕4つも持ってきていた事が判明!! 何故4つも持ってくる!?
姉さんの大きなザックの中身は枕だった!!
エイ君はカメラの大きな三脚、傘、ドライヤー(坊主頭なのに!?)
ちなみに私は日焼け防止用の手袋を捨てた。

で、エステーリャの町にあっという間に到着。
エイ君は町の入口にあるアルベルゲにと。
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ナタリー姉さんも私達もホステル派なので町のインフォメーションへ。
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エステーリャの町名は「星降る町」という意味だそう。 
雰囲気の良い建物や有名なサンペドロ教会は町のインフォメーションのすぐ向かいにある。
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紹介してもらったホステルは町の中心に近い。 細い通りは何だか可愛らしく雰囲気が良い。
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到着したホステル・クリスティーナ。
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バス付きツインルームで45ユーロ/泊。
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隣が町の広場中心。この日は金曜日で夜中の2時位までうるさくて、いびき対策で持ってきていた耳栓をこの夜初めて使った・・・・。

教訓、中心地広場そばの宿は便利だが泊まってはいけない!


お昼寝するほど疲れていない私。やっぱり体力ついたな。
シャワーを浴び、遅めのお昼ご飯物色に出かけます。
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by kiki-juju | 2015-08-29 14:52 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(4)

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑪ プエンテ・ラ・レイナ

パンプローナからの25km、やっとの思いで到着したプエンテ・ラ・レイナ(Puente La Reina)の町。
町の入口にあるホテル・ハクエ(Hotel Jakue)にフラフラになりながら入った。
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フロントに行くと巡礼者がたくさんチェックイン待ち。
「空いているかな??」 と不安になりながら待ち、ようやく私達の番で聞いてみると大丈夫、空いていた。
カミーノ道中、どの町に泊まるかは自分の体力次第なので事前の宿予約が困難。

ちなみにこのホテル、アルベルゲ(巡礼宿)も併設されている。
そちらはドミトリー形式の部屋、個室もあり。 ホテル宿泊の人もランドリーはアルベルゲのを使用。
その時覗いてみたら結構綺麗なアルベルゲだった。 こっちの個室(36~40ユーロ/泊)でも良かったかもと思った。


ホテルの部屋は3階の一番奥の角部屋、何だか微妙に変に広い部屋。(69ユーロ/泊)
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バスルームもピンクのシャワーカーテンで何だか微妙・・・。
ロマンチックと思えばいいのかしら!?
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この時はもう左足が床に着くだけでも痛くて、痛くて。 もう明日はこのままじゃ絶対に歩くのは無理。
とりあえずお風呂に入ってからJujuに見てもらう。 どうやら歩き出す前にちゃんとストレッチしてない事が原因のようです・・・・。 
軽くマッサージしてもらい、痛み止め塗ってしっかりテーピング。 
翌朝には治ってしまうところが不思議!!

足が痛いと半泣きしながら私は疲れきって眠ってしまってました。
その間Jujuは自分もシャワーを浴び、お洗濯もし、1日使った水筒も洗い、すべてやらなくてはいけない事をしてくれてました。 (ホテルのバルでワインもがっつり飲んでいたようですが・・・・)


お昼寝から起き、お腹が空いたのでホテルのバルへ物色。
スペインは夕食時間が夜8時以降と遅いのでバルやカフェでの軽食は助かる。

このホテルの前には巡礼像があります。
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ここプエンテ・ラ・レイナは私達が歩いているフランスの道と別のアラゴンの道が合流する町。
巡礼者像の足元に、
「ここから全ての道はひとつになり、サンティアゴへ向かう」 と書かれています。
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町の名前、プエンテ・ラ・レイナは王妃の橋という意味。
町の出口にはこの王妃の橋が掛かっています。(翌朝撮影したもの)
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中世の時代、このアルガ川を渡るのが危険だった為、王妃の慈悲により11世紀半ばに建設されたそう。


足を休めたからか、痛み止めが効いているのか??ちょっと歩けそうだったので町の中心へ。
町の教会は中に入るとひんやりしていた。 厳かに何かが行われていたのでそっと退散。
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これで夜の7時頃。空が青い、青すぎる。

レストランはまだどこも開いてなく、皆オープンまで待ちきれずピザ屋で食べてたりしてました。
メニューを掲げているバルが開いていたので外の席に座る。
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勿論メニューなんて読めないのでブラジル人カミーノフレンドに助けてもらいます。

ここナバラ州は白アスパラガスの産地。 頼んでみたら、
缶詰でした・・・・・。 オリーブオイルに漬けてある?かけてある?缶詰でもわりと美味しかった。
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先程、ホテルのバルであれこれ摘んだから何か軽めなもので、でもお肉という事で。
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豚肉のヒレを焼いたもの。豚肉と言えばこれがどこでも出てくる。国民的料理スタイルなのかな??
この旅で何度もこのただ焼いたヒレ豚に出会った。
付け合せの赤ピーマンのオリーブ漬け(ピメントス)、お肉と食べると美味しく嵌りました。


ホテルに戻り、Jujuはまだ飲み足りないとの事でバルでワイン飲み。
安くて美味しいスペインのワイン。特にここはスペインワインの産地、リオハのお膝元。
禁煙なんて堅苦しい事も無い、彼にとってはワイン片手にタバコが吸える、最高な場所なようです♪
翌日からはさらにワイン好きにとって素敵な町へと続いていくのです。
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by kiki-juju | 2015-08-14 22:20 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(4)

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑩ パンプローナ~プエンテ・ラ・レイナ

ブログ更新滞って早1ヶ月。
7月は出張に追われ忙しく、8月に入れば酷暑・・・・・。
何をするにもやる気ゼロ。 毎日38℃っておかしいでしょ。
暑さに弱い私は早く涼しくなって欲しいと毎日願うばかりです。(切実)

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カミーノ巡礼続きです。 
記憶はほぼ薄れかけているが、今回の旅はちゃんと毎日メモ日記つけていたのでそれを頼りに♪

2015年5月7日(木)     天気:晴れ
行程: パンプローナ(Pamplona) ~ プエンテ・ラ・レイナ(Puente La Reina)  約25km
出発: 6:45a.m   到着:15:00p.m   歩行時間:8時間15分


この日の行程が一番辛かった。 元々の計画ではパンプローナで2泊する予定だったのだが、そんなに大きな町でもないので先に進む事に。

まだ薄暗い中パンプローナの町を出る。 左足の土踏まず部分に何だか嫌な痛みアリ。
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シャッターにも黄色の矢印。 今日はこの絵のモニュメントを見る事ができる。これがこの旅で一番見たかった物。
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パンプローナの郊外へ抜けるまでに約4km程。 迷わないように大きな道路沿いのあちらこちらに標識があります。
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町外れのカフェで朝食を食べ、エネルギー充電完了。
ここから今日の目的地、プエンテ・ラ・レイナまで19km。
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朝は薄曇で結構涼しい。5月は黄色の菜の花がたくさん咲いています。
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左足の土踏まずの痛みがどんどん増してきてちゃんと歩けない・・・・。
まだ17kmもある。 痛い・・・・・歩けない。
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とりあえず痛み止めを塗って、テーピングする為に道脇で座る。
通り過ぎる人、すべての人が「大丈夫?」と声かけてくれる。 カミーノを歩いている人達、皆本当に優しい。
何でも屋Jujuはテーピングもお手のもの。 しっかり固定、だけどちゃんと動かす部分は動ける。
歩いても痛くない! 

テーピングをしてもらっている間、スペイン版ミューズリーバーでエネ補給。
これ安くて美味しい。どこでも売っているのでカミーノ道中毎日食べてた。
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今日は標高790mのぺルドン峠を越えなくてはいけない。 奥の風車が回っている所。
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パンプローナから12km地点のZariquieguiの村。小さなカフェ併設のアルベルゲ、飲み物&サンドイッチを作ってくれるショップのみの村。
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ぺルドン峠の上り直前の村なのでここで皆さん休憩&腹ごしらえ。
お店でサンドイッチ(ボカディージョ)を頼むとフランスパン半分の大きさにハムやチーズを挟んでくれるので2人で1つオーダーで充分。
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テーピングで固定されていて足の調子も良いので先に進む。
当初、地図だけで歩行距離構想を日本で考えていた時はここで1泊するつもりだった。
毎日、毎日連日20km強も歩けるとは思っていなかったから。 でも意外と皆で話しながら歩いたりしていると歩けるものです。

腹ごしらえも済み(絶えず何かを食べてる私)、いざ上り開始。
だんだん風車も近くなってくる。
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石をズルっとしながらも常に小幅で心拍数を上げないようにゆっくり登る。
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そしてやっとの思いで今日の最高地点、790mのぺルドン峠。
ここ、一番来てみたかった場所。
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上から見る景色も最高。
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売店カーもあった。 横に細い車道が走っているので反対側からは車でも来る事ができるよう。
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モニュメントをバックに皆で記念撮影したりして休憩も兼ねてそよそよ風に吹かれ小休止。

ここに来るまでに結構体力使ったのよ。 でもまだあと10kmもある。
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登ったら下りる。 実は上りよりも下りが大変。 結構石ころだらけで要注意。
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この日がパンプローナから出発で初日とのイタリア人初老のご夫婦。
奥さん可哀想にこの下り砂利道ですべり転んで顔に擦り傷・・・・。
まだ彼女は鏡を見ていないから大丈夫!と旦那さん。そういう問題では・・・・。
英語に訛りがなかったので???と思っていたら、長年住んでいたニュージャージー州からイタリアに戻ったとの事。うちの祖父と同じだわ。老後をアメリカで過ごしたくない派。


後ろを振り返る。太陽も真上に来てカンカン照りで暑い。
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ちょっとした日陰のくぼみには既に先客がいたり、明らかに皆さんのおトイレになっている場所だったり・・・・。
カミーノ道中、くぼみ部分はよく注意しましょう。
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暑い、暑いと言いながらUtergaの村。
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そこらじゅうの建物の影でへたばっている人多数。
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この村1軒のアルベルゲ兼カフェで休憩。 お昼過ぎだったけど暑さと疲れで食欲が無い・・・。
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今日はここのアルベルゲに泊まろうかと一瞬思った。 だって外は真夏の日射しで暑さに弱い私は熱中症になりそう。
Jujuはどっちでもいいよ!と言ってくれたが、、、、、プエンテ・ラ・レイナまではあと6.7km。
次のObanos村まで約4.4km、そこまでがんばろう。

サンティアゴまで先は本当に長い。
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歩いて、歩いてあと4.5km。 
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日陰に沿って歩き、建物の影で座り込む。 水筒に持ってきていたポカリの粉末を濃い目に入れ水分補給。
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500m程戻った所に1軒アルベルゲがあったのでそこに戻るか、もしくはあと2kmがんばってプエンテ・ラ・レイナまで行くか? もう私の思考能力はこの時ゼロに近かった。とりあえずポカリを飲んで水分補給。

ヘタばっているとアメリカ人&レバノン人のイケイケ系姉さん2人組み。
「Kiki何してるの!あとちょっとよ。がんばりなさい!」
と励まされる。
がんばって最後の力を振り絞り、彼女達について行く。

もう大地はカラカラに乾き切っている。 まだ5月初旬なのに、オンシーズンの7月8月はどうなるんだろう?
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話しながら歩いていると残り2kmも近く感じた。 
この道中は村上春樹の本ネタ。私はあのワールドが苦手で読み進めない。
海外では翻訳されて人気です。 が、私は苦手。

そしてプエンテ・ラ・レイナの入口にあるホテル看板を見た時、私はここに投宿する事に即決。
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町の中心まではここからまだ500m以上もある。 
今日はもう25kmも歩いたから私の許容範囲オーバーです。
ホテルに着いた瞬間、いままで大丈夫だった足がまた痛くなりだした。 そういうものなのかも!?
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by kiki-juju | 2015-08-08 23:08 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(6)

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑨ パンプローナでピンチョス!

ホテルで軽くゴロゴロした後はパンプローナの街巡り。

ここパンプローナは牛追い祭り(サン・フェルミン祭り)で有名な街。
そしてこの市庁舎のバルコニーから開会宣言&打上げ花火で祭りが始まる。
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お祭りの時以外は静かな街のようです。
まだ街はシエスタTimeの為、人も少なく警察官だけが多く目につきます。
警官があちらこちらに多いけど、特に街に危険な雰囲気はありません。

ここでアメリカ人のお姉さま方4人組に遭遇。町にようやく辿り着き、歩き疲れてフラフラ状態。
やっぱり村から中都市旧市街に入ると方向感覚がなくなるようで大声で「Kiki~~!!」と叫ばれた!
アラフィフのお姉さま方はいつもは元気ハツラツ、とっても皆若々しい♪
私もあのように年を重ねたいものです。
彼女達も「今日は絶対ホテル泊!」 との事で私達の宿泊ホテルに案内後、街散策再開。

街は建物に囲まれているので日陰になっていて歩きやすいです。
突き当たりにはサンタマリア大聖堂が見えます。
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この通りにはカミーノショップもあります。
(巡礼マークの入ったお土産品やちょっとしたアウトドアグッズなどが売っています)
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クレデンシャル(巡礼手帳)を持っていると教会の入場料が割引になります。
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私達の町歩きの基本は「手ぶら」、クレデンシャル持っていなかったので教会は後回しにしましたが、この後のピンチョス&ワイン巡りで教会の事なんてすっかり忘れてしまいました・・・・。

ちなみにこの大聖堂のすぐ近くに公営アルベルゲ(巡礼宿)があります。
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町歩き再開。ワインショップを見ても今は買えない・・・。
ちなみにこの辺りはスペインのリオハワインの産地。 ワインが安い、さらに安いワインが美味い♪
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お菓子屋さん。
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私の大好きなココナッツ味のマカロンじゃない! ここは好きなお菓子を袋に入れての量り売り。
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お味は、、、、想像通りのココナッツたっぷり味。 いやぁ~、スペインは何でもホント美味しい。
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カスティージョ広場に来ました。 カフェ、バル、レストランが勢ぞろい。
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まずは小説家ヘミングウェイの行きつけだったという有名なCafe Irunaへ。
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カウンターに陣取りスペイン初本格ピンチョス。
ピクルスと生ハム、トマト、チーズ&焼きネギ?
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こちらはロースト玉ねぎ、羊のチーズ&ブルーベリージャムかな?
羊のチーズは苦手だけどこれは大丈夫だった。ジャムのおかげかな。
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出来立てピンチョスを次々カウンターに並べていくものの、どんどん出て行く。
ちょうど出来立てのマイタケ、ズッキーニ、生ハム。
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美味しい~♪ ホントビックリ! さらに安い。
次の店行こう。

ふらふら歩いて適当な店へ。
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濃厚クリームチーズにカリカリなハム。
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パキッパキのジューシーチョリソがサクサクパイに包まれている。
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はい、次の店に移動。
夜には飲んだくれストリートになるEstafeta通りに行ってみよう。
で、適当な店。
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何食べようか迷う。
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定番中の定番、生ハムとマッシュルーム。
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Jujuが食べてた何か。チビ目玉が乗っているから興味ナシ。
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お姉さんにお勧めを聞いてみる。 観光地なので英語が通じる。
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鱈(バカラオ)が美味しいよ、との事でお願い。
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スペインのピンチョスは私達に馴染みの食材(マイタケとかイワシなど)が多いのでどれもこれも試してみたくなる。
ちなみにアメリカ人はね、、、、ハム系以外チャレンジしない、かなりの保守的。

あっちでつまみ、こっちでつまみ、大満足なパンプローナのピンチョス巡りでした。
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by kiki-juju | 2015-07-07 21:50 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(6)

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑧ ズビリ~パンプローナ

2015年5月6日(水)     天気:晴れ
行程: ズビリ(Zubiri) ~ パンプローナ(Pamplona)  約22.8km
出発: 6:30a.m   到着:13:30p.m   歩行時間:7時間


この日は全行程の中で2番目に辛かった日。
町の出口にある今日の行程看板。
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私達の荷物は共にオスプレイの36L。男性用はストラトス36、女性用(私)はシラス36.
同じ容量でも男性用と女性用で一回り以上の差がある。
勿論、私の寝袋、洗面用品など重量のあるものはJujuのザックへ。あと、、、、水筒のお水も(笑)
帆立貝とひょうたんはカミーノ巡礼のシンボル。 私はその重さすら持ちたくないので付けなかった。
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緑のトンネルを抜けて朝はパワーもあるので歩くテンポも良い。
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今日は牛さん。
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小さな滝も横に見ながら。
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今日も綺麗な青空が広がって暑くなりそうな予感。
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いつも半分までの行程は結構楽勝に歩ける。パンプローナまではあと11kmちょっと。
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Irotzのカフェで休憩。
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カフェ前の造形も巡礼者仕様?!
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スペインに来る前は卵嫌いなので、「カフェでの軽食は卵たっぷりのトルティーヤしか無かったらどうしよう~」と心配していたけど、サンドイッチ(ボカディージョ)やフルーツケーキなど軽食はいろいろあるので良かった。
毎日、強烈な日差しを浴びるので絞りたて生オレンジジュースはマストアイテムとなった。
ちなみにこのトルティーヤはキノコのトルティーヤ。卵が濃くて美味しかったそうです。(by Juju)
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ひと息ついて出発。太陽が上がってきて暑くなってきた・・・。
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傘をザックに差しているいるのはほぼフランス人。
ル・ピュイの道から既に30日、700kmを歩いていると言う!
雨用ではなく日傘で使いたい。
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稲の様に見えるのは麦。日陰があるのが嬉しい。
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15km地点のこの丘。 高低表を見ると今日はそんなにアップダウンが無いはずだったのに予想外の小山に怯む。
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急な小石交じりの坂、日陰が無くて暑い・・・・。
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途中で後ろを振り返ると景色は良いけどしんどい。
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やっとこさ登り切っても日陰の無い砂利道が永遠と続く。 結構体力的に限界。
休もうと思っても座る場所も日陰も無くひたすら歩く。
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ようやくVillavaの町。 皆、橋の辺りで休憩。 とにかくこの日は暑い!
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町に入ると建物の壁が日光を遮ってくれるのでひんやり涼しくなる。
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パンプローナまであと4km。 ここでだいぶお腹も空いてきていたので何か食べようかと思ったがどこも人が多くて入る気せず。
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パンプローナの市内に入って来た。ここから町の中心までが遠い、遠い。
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巡礼者が迷わないように地面にはちゃんとカミーノの道しるべがある。
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歩けど歩けどパンプローナの旧市街(中心)にはたどり着かず。
日陰のベンチで休憩したり、何だか雰囲気の悪そうな住宅街(注射器とか道端にいくつも捨ててある・・・・怖)を足早に通りすぎたり。

やっと旧市街入口にかかるアルガ川。
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旧市街を囲む城壁。 もうこれがすごい坂道、、、、、さらにここ道間違えて登ってた。
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本当はこんな所歩かなくていいのです。アルガ川を渡ったら城壁の右側に行けば旧市街の中に入れたそう。
疲れ切っていて地図を確認せず前に歩く韓国人グループについて行ってしまった。

で、登りきった所で勿論道に迷っている訳だから今自分達がどこにいるのか分からない。
さぁ、皆で困った。 現地のおばさんを呼び止めて道を聞くがさっぱり????
英語なんて通じない。私の即席スペイン語だって意味不明。
ボディーランゲージって疲れる・・・・・。

そこへ突如マラちゃんが手を振りながら歩いてきた!
「kiki~、何してるの??」
「いやぁ~~マラちゃん、今着いたんだけど道に迷ってるのよぉ~。」
既にアルベルゲにチェックインしてこれから町散策へ行こうとしていたマラちゃん。
しっかり町の地図を持っている。 今までは右向いて、左向けば全村(町)が把握できる所ばかりだったのでいきなり都会に来ると右も左も東西南北も分からない。

マラちゃん&韓国3人組、マラちゃんの地図と一緒に旧市街中心部へ。
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今日は歩きながら
「ホテルに泊まる。ホテルに泊まってお風呂に浸かってフカフカのベットで寝る。絶対にホテルだ!」
と念じながら後半歩いてきた。 それしか辛すぎて考えられなかった・・・・。

で、1軒目のホテル、満室で断られる・・・・。 
そこで紹介された2軒目のホテル、 Hotel Maisonnave
このホテルの場所が地図を見ても分かりにくく、途中のパン屋さんで聞いた。
そこのパン屋の店主がビックリ、日本語堪能! ブエノスアイレスの大学で日本語勉強しましたと。
私に
「あなた日本語上手ですね!えっ、日本人ですか?全然見えないねぇ~」
まあ、そうだね。 あとで面白いおじさんだからまたこのパン屋さんに行こうと思っていたが忘れてしまった。
で、教えてもらってやっとこさ見つけたホテル。 1泊79ユーロ。
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寝心地の良いベットに浴槽つきのバスルーム。さすが4つ星ホテルは快適。
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巡礼者は公営、私営のアルベルゲ泊の人、もしくはホテル、ホステル泊の人に分かれる。
夫婦で来ている人はホテル宿泊する人が多かった。
仲良くなった巡礼者同士でホテルの部屋をシェアする人もよくいました。 やはりアルベルゲは男女混合、プライベート無しなのでたまにはホテルっていう人も。 宿泊形態はいろいろでした。

シャワーに入って、恒例の洗濯して。この日はあまりにも疲れたので1時間ほど休憩してからパンプローナのピンチョス巡りをするのでした。
なぜなら昼間のシエスタ時間はゴーストタウン化するほどお店もシャッター、人もいなくなるから。
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ちなみにここまで仲良くしていたドイツ人のマラちゃん、同じドイツ人のボーイフレンドを見つけた♪
良かった、良かった。 この日以来マラちゃんと会うことは無かった。

カミーノ、意外と健全なる婚活の道だったりします。 老いも若きもパートナーができる可能性大。
マラちゃん以外にも仲良くしていた人の中であと3組カップルができあがったemoticon-0152-heart.gif


巡礼路メモ

・ズビリの先ララソーニャの町からパンプローナまでは5kmほど節約できる。
体力があるなら前日にララソーニャまで歩くと楽かもしれません。 

・ララソーニャのカフェで朝食を食べましたが、開いているカフェがかなり歩いた村外れのみ。
頑張ってIrotzまで行く方が無難。 

・大きな町が嫌いという巡礼者はこの先のCizur Menorまで歩く人も。

・パンプローナの公営アルベルゲ(Jesus y Maria)はとても広く快適だそう。
洗濯機や乾燥機が無料だとか、ブラジル人エイ君興奮してた。
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by kiki-juju | 2015-06-30 23:18 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(4)

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑦ ロンセスバージェス~ズビリ

2015年5月5日(火)     天気:晴れ
行程: ロンセスバージェス (Roncesvalles) ~ ズビリ(Zubiri)  約22km
出発:7:00a.m   到着:14:30p.m   歩行時間:7時間30分


宿の早朝音楽隊襲撃により朝7:00には出発。
今日の到着予定地は22km先のズビリ(Zubiri)。 結構なアップダウンあり。
後半の810mから520mまでの約300mの下りはかなり辛いものだった。
ロンセスバージェスにあったこの看板、実際には約22kmの行程。 毎日、この看板には騙され続けた。
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アルベルゲの出口でドイツ人マラちゃんに会い、一緒に出かける。
朝食は3km先のブルゲッテ(Burguete)入口のカフェで。 既にたくさんの人達で溢れている。
ここでクロワッサン、コーヒー。 スペインのクロワッサン、とっても美味しい~。
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カフェの道路渡った向かいにはマーケット。朝早くから開いている。
ロンセスバージェスにはマーケットが無いのでこの日の行動食などをここで皆買っていた。
間口狭いが中は程々。何でも売っている。
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小さなブルゲッテの町。 ホテルやペンションもある。 ロンセスバージェスに宿泊せずにここまで歩いてきて宿泊する人も。
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サンニコラス教会。 閉まっていた。
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川を渡り、
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牛を見て、
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馬も見る。
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前を歩くのはチームカナダ。でも本国カナダからの人は3名のみであとは皆スペイン在住との事。 
右のお兄さん、身長2m位あってビックリ!!
出発前の多数決によりピレネー越えは辛いので満場一致で却下になったと!いいよ、このゆるいチーム♪
ロンセスバージェスからプエンタラレイナまでの4日間のみを歩くという総勢11名の大所帯。
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そんなチームカナダと話しながら歩いていたら楽勝7km通過。
ズビリまであと13km。 この標識のkm表示もかなり嘘くさい。実際はもっとある。 そう感じたのは私だけでなく他の人も「あの看板のkm、毎回ちょっとおかしくない?」  と言っていた。
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このような扉を開け閉めして今日は歩いている。
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飛び石で川も渡る。楽しい。
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天気も曇りがちの薄晴れ模様で暑くもなく歩きやすい。
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ロンセスバージェスから約12kmのビスカレッテ(Viskarret)のカフェで休憩。
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お茶し、お手洗いも借りる。 道中、田舎のカフェやバルなどのお手洗い、どこも綺麗でした。

ここでマラちゃん、なんとかかとの靴擦れがひどい状態に!
マラちゃんのザック、とっても重く、多分私(6kg強)の倍はあったと思う。 なのに救急キットはヨレヨレなバンドエイドしか持ってきていない・・・・。 
「何か捨てなくちゃだよね・・・・でもどれも必要なのよ。」
私は歩く薬局!と言うくらいありとあらゆるお薬を持ってきている。 (勿論、全部Jujuのザックに入れてます)

大判のバンドエイドにクッションとなるようにガーゼでテーピング止めをする。 マラちゃんはもう少し休んでいくというので私達は先に進む。

カミーノ上には看板がたくさん出ているので迷う事はほぼ無い。
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薄日が射す緑の道。 歩きやすい。
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のは最初のうちだけ。エロ峠に向かう上り坂がきつくなる。 自転車の人はもっと大変。平坦な道はスイスイだけど、石のゴロゴロした上りは自転車はお荷物。
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ヒイヒイ言いながら何とか頂上。車の売店が待機。
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このような所でも巡礼スタンプを押してもらえます。
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エロ(Erro)峠。 
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青空が出てきた。陽が射すと一気に暑くなり体力を消耗するので急がねば!
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この峠からズビリの町までは3.6kmだがすべて下り。それも石がゴロゴロ歩きにくい。
上りよりも下りが本当に泣きそうになるくらい辛い。 膝、足首、つま先にダメージを与えないように歩くのはかなり大変。
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途中で何度か休憩を挟みつつやっとこさズビリの町に到着。 7時間半もかかった・・・。
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町入口の橋で仲間の到着を待つ人も。 
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川の水が綺麗。
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橋のすぐ近くにある事前にチェックしていたプライベートアルベルゲ(Rio Arga Ibaia)に泊まろうと思っていたが既に満室。 近所の宿も全満室。
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宿のおじさんが知り合いのペンションが空いているか聞いてあげると電話してくれた。
待っている間にピレネー超えの後半、一緒に強風の中を歩いたアメリカ人の教師夫婦ルタ&ロバートもヘロヘロでやって来た。 事情を教えると「私達も一緒にいい?」 勿論!一緒に行こう。

で、紹介されたペンションBentaberriのおばさんが鍵を持ってやって来た。
外からTEL番号も部屋番号も書いてないからPのマークがあってもこれは判らん。
さらに入口の鍵が開けづらく、「開くまで根気よくガチャガチャやってね。」と。
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中はモダンなアパートメント。 この4階部分にバスルーム共有で4部屋あり。 35ユーロ/1部屋。
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部屋もシンプルで小奇麗。 ベランダに洗濯物もたくさん干せる。
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キッチンも有り。
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残り2部屋、誰が来るのかね?と話しているとこれまたピレネー超えで一緒に強風を耐え抜いたキャロルおばさんとカナダ人のナタリー姉さんだった! 
ナタリー姉さんとはロンセスバージェスのキッチンでブラジル人エイ君と一緒にお話した仲。 
ただ今足捻挫中。
こうやって何十人、何百人とたくさんの人が歩いているのに小さな同じ宿に偶然に集まるなんて不思議。

シャワーに入り、洗濯をし、歩くのに必死でお昼も食べていなかったのでご飯へ。
昼というか既に到着が遅かったので夕方の4時前。でも巡礼者用(誰でも注文できる)昼メニューがあった。

前菜はポテトサラダ。 結構ボリュームある。
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メインはJujuはミートボール
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私は赤ピーマンの中にひき肉とチーズを詰めた物。
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それにアイス(ジャイアントコーンみたいなの)とコーヒーで1人10ユーロ。

ご飯を食べているとマラちゃんがドイツ人の子と一緒にやって来た。 足の具合も落着いたのであと5km先のララソーニャ(Larasoana)の町まで今日は進むと言う。そうすると明日が楽になるからと。
じゃあ、明日のパンプローナの町でね!


この日はピレネー超えの翌日で20km強の行程。歩くペースがまだつかめない人、足にダメージを負った人などたくさんいて5時近くなってもズビリに到着する人がかなりいた。
が、宿はどこも満室。公営のアルベルゲですら。
仕方なく5km先のララソーニャまで力を振り絞って行かなくてはならない・・・・。

5月初めはまだピークシーズンではないけど年々、カミーノは人気で歩く人数が大幅に増えているらしい。
ここは公営アルベルゲ。 右横の体育館のような建物は夏のピークシーズンには宿泊施設として開放するそうです。
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私達は歩くのが遅くとりあえず休憩が多いので、朝7時に出ていたら遅い。
明日はせめて6時には出発しないと!と思ったのです。


宿に帰るとナタリー姉さん、捻挫した足が腫れて痛いと。
ナタリー姉さんは腰で引っ張る一輪車をカナダから持ってきている。 こんなの。
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まあ、その荷物の量が尋常じゃないのよね。 後日ナタリー姉さんの膨大な荷物の中身が明らかになるのだけれど。
自転車も上りも下りもガレ道辛いけど一輪車も相当なもの。 ピレネーでは一輪車が強風で2回も転がり飛ばされたと。 さらに今日は捻挫。
でもその膨大な荷物の中にこれまた救急キットが無い・・・・。 私達がご飯食べてる時に薬局聞かれたから教えてあげたのに、バルでビール飲んでて既に閉店・・・・。

そこへルタ登場。さすが高校の先生、ナタリー姉さんに向かってダメ出し、正論を言う。 
アメリカ人に論されるカナダ人、ちょっと意外! Jujuが間に入ってまあまあその位でと。
私の持っていたロキソニンゲルを塗ってとりあえず様子見ましょう。 
翌日の朝にも再度塗り、道中、薬局が開いたら薬を買ったとの事。 でも後日また良くなったのに捻挫してた・・・・・。 ナタリー姉さん、ドジキャラみたい?!



巡礼路メモ:

・エロ峠からの下りが本当に大変。 トレッキングポールで体を支えながら下りないとズルッといきそうな箇所もあり。 雨だったら・・・と想像するだけで怖い。苦労は3倍になると思う。

・ピークシーズンは7月、8月の夏休み中との事だったが、5月初めでも宿が満室になる場所が多々あった。
午後の2時までには目的地に到着した方が良い。

・ズビリの時計台の横に食料品マーケットあり。
一通り何でも揃うアウトドアショップ・Planeta Aguaもあり。
店舗はズビリ(Zubiri)、ビアナ(Vianna)、ログローニョ(Logrono)、サントドミンゴ(Santo Domingo de La Calzada)と巡礼沿いの前半の町に沿ってある。 店舗情報はこちらで

・各町の宿の情報は事前にできる限り調べてから行った。 参考にしたのは下記のサイト。
--Wise Pilgrim Guides (英語)
--EROSKI CONSUMER (スペイン語) グーグル翻訳にかける。

それとカミーノ巡礼口コミサイト 
ありとあらゆるカミーノ情報が掲載されている。知りたい事の答えはすべてここにある。
--Camino de Santiago Forum  (英語)

・持って行ったガイドブックはJohn BrierleyのA pilgrim's Guide to the Camino de Santiago
必要な部分(SJPP~Logrono)までの部分を惜しげもなく切り取った。
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この本やその他の装備については後々記載するつもりです。
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by kiki-juju | 2015-06-23 22:14 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(8)

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑥ ロンセスバージェスのアルベルゲ

ピレネー超え最初のお宿はロンセスバージェスの180+収容の巨大アルベルゲ(巡礼宿)  1人12ユーロ。
古い外観だが、中は近年大改装してとっても綺麗です。 ここは中庭。
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ベットは壁に沿った2段ベッドが2つで1区画。 鍵付ロッカーも併設。
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ズラッ~と奥まで並んで、突き当りが男女別の洗面所&シャワールームとなっている。
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私達のお向かいになったのはブラジル人のアナとアロア。
ピレネー超えの中、同じようなペースで歩いていて、抜いたり抜かされたり。
道中は「ハロー」位しか言葉は交わさなかったけど、顔見知りだったので同じ区画で「あら!一緒ね♪」 な感じで安心。

アナ達はルフトハンザのCAだったので英語流暢。 名古屋便で日本にも何回も来た事ありでさらにお互い親近感が増した。
私達の最終地ログローニョまで毎日顔を合わせ、お話したりして親しくした。
ブラジル人はポルトガル語が母語だけど、スペイン語とよく似ているので問題なく話せる。
いろいろ教えてもらったり、通訳もしてくれた!


巡礼者の行動パターンはほぼ一定。
巡礼宿に着いたらとりあえず混まないうちにシャワー。 ここ、熱々シャワーがたっぷりです!
そして洗濯。 地下に洗濯場があります。 自分で洗って干す。 もしくは洗濯場に係りの人がいるのでその人にお願いしたら洗濯をしてくれます。
(勿論有料です。値段は分かりません)

一通り終わったら何か食べ物を物色しにバル(Bar)へ。
La Posada (ホテル兼バル)に行ってみる。 ここ、映画の撮影ポイントだ!
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中途半端な時間だと大体サンドイッチかトルティージャくらいしか選択がありません。
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外でのんびりピクルス&軽食をつまんでいるとオリソン宿で一緒だったドイツ人のマラちゃん合流。
ドイツの物凄い田舎からやって来た(本人曰く)マラちゃん。
30過ぎて結婚もしない、子供もいないは村では変わり者呼ばわりされる程の超絶田舎出身だそう。
そんな保守的な毎日が嫌で仕事辞めてカミーノに来たとの事。
古いドイツが残っているのね、ある意味マラちゃんには悪いけどその村貴重と思った。
カミーノで彼氏見つける!て意気込んでた。 実際、後日ちゃんと見つけてた♪

ここのホテル兼バルの向かいはどうやら巡礼者の撮影スポット。
ひっきりなしに人がやって来て記念撮影している。
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そのお目当ての看板がこれ。 あれ?ピレネーで765kmって書いてなかった?増えてる・・・。
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一応、教会にも寄ってみましょう。 マラちゃん、仕事の他にキリスト教も辞めたって・・・・・。
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いつも痛々しいイエス様。
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ヤコブ様かな?
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ここロンセスバージェスでの夕食はアルベルゲにチェックインの際に予約しなければありつけない。
アルベルゲとその他2軒のホテルしかない人口30人の村だから。 町はこれだけ。
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知ってはいたのだが、後でいいかな?と思ってその時しなかった。
で、聞いてみたら8時半なら空いていると、遅すぎる・・・のでパス。

アルベルゲ1階にはキッチン、自販機、食堂スペースがあります。
戸棚には鍋、お皿、コップなど何でも揃っています。
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自販機にはパスタ、サンドイッチ、ヨーグルト、フルーツ、雑貨などいろいろあり。
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電子レンジやトースターもあります。
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さて、夕飯を予約し損ねた私達、非常用として持ってきたこれらを消費。 いや、重かったから初めからこの辺りで消費する予定だったけどね。
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さっきサンドイッチも食べたし、食堂でJujuと2人で非常食を突きあっていたらブラジル人青年エイ君に「どこから来たの?」と声かけられた。

エイ君はブラジルの政府系銀行勤務で同僚と3人で来たそう。
とりあえずカミーノ、ブラジル人多い! エイ君は凄~くマジメな悩める好青年なのだが(後日一緒に歩きながら人生相談された・・・)、同僚の2人は優秀なバンカーとは思えない程のハチャメチャぶり。 

カミーノ、本当に各国いろいろな人がいて面白い。 ブラジル人なんてなかなか知り合う機会がないし、でも彼らはブラジルにたくさんの日系人がいるからかとても親日。 さらに日本のアニメを見て育つんだと。


アルベルゲの消灯は夜10時。強制的に電気消される。
お向かいベッドのアナに
「kiki達は痩せてるしいびき、きっとかかないよね」って言われた。
いやぁ~、Jujuはかくんじゃないか??
案の定、かいてた・・・・。 それも消灯後数分で。 トレッキングポールで突いてやりたかった。
万一の為かアナは耳栓してから寝るところを私はこっそり見たよ!

さらに朝、Jujuは
「あんまり寝れなかった・・・。」とか言ってるの。 
はぁ~?? 私だよあんまり寝れなかったのは。 朝方、アヒルの鳴き声みたいないびきをかくおじさんが4ブロック先の方にいたから。 まぁ、これがアルベルゲの醍醐味なのでしょうが・・・。

朝6時になると宿のオスピターレ(宿管理人)達がギター、タンバリン、鈴で大演奏しながら巡礼者達を起こす。 かなりの衝撃! 私は5時過ぎ位から既に起きていたけど。
そして巡礼者は8時までには荷物をまとめて宿を出なければならない。

初めてのドミトリー形式の巨大アルベルゲ、結構楽しめた☆



巡礼路メモ:

・ロンセスバージェスの巨大アルベルゲ(巡礼宿)に宿泊したくない場合にはホテル2軒あります。
スペイン人団体旅行者はここからスタートする人も多いのでホテル宿泊は事前に予約を入れておいた方が確実。
http://www.roncesvalles.es/contenidos.php?c=16&s=139&t=17

・夕食は宿チェックインと同時にその場で予約した方が良い。 でなければ私達の様に遅い時間、もしくは売り切れになる。

・アルベルゲは履いているトレッキングシューズは入口で必ず脱がされ、所定の場所へ収納となります。
館内ではビーサン、サンダル履きなどでないと入れてもらえません。
実は私はオリソン宿で持ってきたビーサンが壊れ、テーピングでとりあえず補強。 ここロンセスバージェスの受付で幸いにもビーサン売っていたので購入。5ユーロ。 その他雨合羽などちょっとした物も販売してました。

・この宿には毛布などありませんので寝袋、もしくはトラベルシーツが必要です。 枕はありました。
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by kiki-juju | 2015-06-18 00:09 | スペイン巡礼 | Trackback(1) | Comments(6)

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑤ オリソン~ロンセスバージェス

2015年5月4日(月)     天気:曇りのち晴れ
行程: オリソン(Orisson) ~ ロンセスバージェス (Roncesvalles)  17km
出発:7:30a.m   到着:14:15p.m   歩行時間:6時間45分


この日は本格的にピレネー超え。
雲はあるが雨は降っていない、気温も涼しく絶好の山越え日和。

オリソン宿での朝食はトースト(ジャム&バター)、コーヒー、オレンジジュースと簡単な物が用意してある。

朝7時半、身支度を整え出発。 この写真内、全員アメリカ人です。 
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この日の目的地、ロンセスバージェスまで17.1km。 
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歩き始めは快調。なだらかな登り坂を苦も無くハイキング気分。
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お馬さん達がたくさんいます。
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近づいて写真を撮ってものんびりしてます。
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この後だんだんと風が強くなってきて、なかなか思うように進めない。
やっとこさでマリア像(Vierge de Biakorri)まで。 ここまでオリソン宿から3.7km(55分)のはずなのだが、全然、そんな短時間では来れない。 物凄い強風との格闘の末だから。
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さらに映画「The Way」ではこの像のすぐ横を歩いていたのだが、実際は道路から50m位離れた所に建っている。 もう一生のうちで2度とここには来る事はないので強風に立ち向かいながらも写真を撮りに行った。

ここからさらに風が強くなる。 遮るものが何もないので強風直撃。
よく台風レポート、沖縄からのTV中継の様な風。もっとかも!?
ストックで体を支えないと飛ばされる。
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前に歩いている人達は手を繋ぎながら歩いている。 もう本当に1歩踏み出すのが至難の業。
1人で歩いている女の子なんて辛すぎて泣きながら歩いていた・・・・。
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オリソン宿から7km位の地点に売店カーがありました。
とりあえず休憩。ちょっとした岩場で強風が除けられる。
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ここでフランス最後のスタンプがもらえます。
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オリソン宿で用意してもらったサンドイッチを食べエネルギー補充。
この十字架の地点で舗装道路終点、ここからは未舗装の道へ進みます。
ここまではサンジャンピエドポーから車での送迎サービスを利用して来る事ができます。
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サンジャンからロンセスバージェスまで25km。 私は無理だな・・・。
オリソンから出発しているくせにこの地点で体力の75%は使い切ってしまっているから。
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それなのにまだ9.9kmもある。 時間は2時間半と書いてありますが、まったくアテになりません。
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未舗装道路の上り坂&強風に吹き飛ばされつつ何とか前へ進みます。
もう止めたい!と思うけど進まなければ終わらない。
と、半泣きで歩いていると突如平坦な道に! 横に木が生えていると風が遮られ、今までの強風が嘘のよう。
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案内板によると、現地点は#1番。 あと4.5kmで頂上1450mのLepoeder/#75番(82番と書いてあるが実際は75番だった)に着くらしい。
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ここからの約3km程はなかなか快適に歩ける。
サンティアゴ・デ・コンポステーラまで765km。 遠いね~、でもみんな行くんだよね。
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そしてローランの噴水(水汲み場)。 カミーノ沿いには水を補給できる場所がいくつかあります。
飲料不可の場合はちゃんと表記してあるのでよく確認してから補給する事。
お腹の心配な人などはミネラルウォーターを購入しています。 
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そして多分ここがフランスとスペインの国境だと思います。
特に表記していないので見落とす可能性大。
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スペイン・ナバラ州の石碑がすぐにあったので多分そうだと思います。
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平坦な道でなかなか快適。 緑が綺麗でマイナスイオンをたっぷり吸い込みます。
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頂上Col de Lepoederに近づくにつれまたまた徐々に上りが始まりました・・・。
路肩には若干の雪が残っています。
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強風に立ち向かいながら何とか頂上(1450m)に到着した。
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この標識を下りてから左に行くとロンセスバージェスまでは近道なのだが下りがとっても急で、足首、つま先を傷める可能性アリな危険な道。
右側に行くと推奨ルート。但し近道ルートより1.5km多くなる。
選択は人による。 私達は足を傷めたくないので(普通に歩いているだけでもかなりのダメージだし)、距離は多くなるが推奨ルートで。

ここからは眼下に見えるグレーのロンセスバージェス(900m)まで下るのみ。
もう上りは終了、やったぁー!と思いきや、下りは辛い・・・。
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さらに今までに体験した事もないような強風! 風速何十mだろう? とにかく立っていられない・・・。
初めて風で生命の危機を感じた。
この日抜いたり抜かされたりと歩いていたアメリカ人のキャロルおばさん、とても立っていられないと一緒に座り込んだ。
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でも座っていても飛ばされる勢い・・・。

座り込んだり、進んだりと強風の中キャロルおばさん、アメリカ人のロバート&ルタ夫妻と一緒になって何とか下る。そしてやっとの思いでイバニタ峠のローランの石碑。
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サン・サルバドール教会でしばしの休憩。 皆ちょっとぐったり気味。
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ロンセスバージェスのアルベルゲ(巡礼宿)まではあと1.5km。
緑の中の道を進む。 感覚がおかしくなっているのか平坦な道の1.5kmが余裕と感じる。

そしてようやくアルベルゲに到着。前に歩くのはフランス人のウィーウィー夫妻だ! 今気づいた。写真無いと思っていたから。
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このアルベルゲは183人収容の巨大アルベルゲ。
改装して中は最新。フランスの道一番の近代快適アルベルゲと言われている。
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超えられるか心配だったピレネー、私でも超えられたよ!
私の中でこの旅ほぼ80%は終了した感アリ。 もうあとは辛かったらバスに乗ってもいいと思うほど。

ピレネーの大変さは上り坂や距離ではなく「強風」、これに尽きる。
この後のみんなとの会話はこのピレネーの強風の話題で持ちきり。

もう2度と歩く(超える)事はないだろう、このピレネー。
ある意味これを超えたからこそ、この後の上り、下りの行程を「辛いけどピレネー程じゃないね。」
と言えるようになったと思う。

正直、1日でサンジャンから25km歩いてロンセスバージェスまで来た人、尊敬するわ!
でも、そんな方々、足にかなりのダメージを負ってました・・・・。


巡礼路メモ:

・とにかく強風のピレネー。 防風効果の高いジャケットが必要。 私はノースフェイスのレインウェアー上着
を着用。 さすがの機能性、寒さをまったく感じなかった。 これで雨まで降っていたらかなりキツイ行程になる。 先人の「装備をケチるな!」 激しく同意。

・オリソンから先は売店カー1ヶ所のみ。 たいした物は売っていない。必ず行動食を持って行く事。

・道中トイレは・・・・もちろんありません。 どこかこっそり隠れられる場所で。
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by kiki-juju | 2015-06-12 23:43 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(6)

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた④ サン・ジャン~オリソン

2015年5月3日(日)     天気:曇りのち雨そして晴れ
行程: サン・ジャン・ピエ・ド・ポー(St.Jean pied de port) ~ オリソン(Orisson)  8km
出発:9:00a.m   到着:12:30p.m   歩行時間:3時間30分

カミーノ巡礼初日。 このフランスの道最大の難所であるピレネー超えは初日にあります。
ここである意味ふるいにかけると言うのか、とにかく噂によると地獄との事。

1日でこのピレネーを超え、次のスペイン最初の町・ロンセスバージェス(Roncesvalles)までは25.1km。
標高170mのサンジャンの町から最高地点1450mを超え、900mのロンセスバージェスまで下りる。

勿論、私には無理と最初から分かっているので、サンジャンから8km地点にあるオリソンの巡礼宿にて1泊し、2日で超える事にした。

オリソンは夕食時間が18:30p.mなのでそれまでに到着すればOK。
お昼くらいにサンジャンの町を出発してもいいのだが、早寝したのでもちろん早起き。朝食食べてのんびり歩けばと朝9時には出発した。 ピレネーを1日で越える人々は朝6時頃に出発している。


朝のサンジャンのノートルダム教会。 日曜日のミサで綺麗な歌声が聞こえてきていた。
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誰だか分からないが足元の子羊は今の私の心境と同じだった。
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町を抜けると案内板。 ロンセスバージェスまでは24.5km、6時間半。
これ、絶対にこの通りには行けません。 1日で超えた人達の話を翌日のロンセスバージェスで聞いたら10~11時間がほとんどでした・・・・。 スイスイ歩いては行かれない理由がそこにはあるのです。
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さらに進むと分岐の案内板。
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ナポレオンもかつてここを通ってスペインに入ったと言う赤い①番のピレネー超えの通称「ナポレオンの道」、冬季や悪天候時、または自転車巡礼者の通る緑の②番の新道。
②が楽と言うわけではないようですが・・・・・どうなんでしょう?


この看板を過ぎるといきなりの急坂出現! 必死過ぎて写真を撮っている場合じゃなかったが、そんなに距離は続かない。 その後は緩やかな上り坂で快調。
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曇りで程よく涼しく歩きやすい。 緑が綺麗で楽しくハイキング気分。
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結構楽勝で3km通過、オリソンまであと5km。 えっ!余裕じゃない??
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緑の中を大きくカーブしながら緩やかに登って行きます。
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イタリアのナポリから来た71歳のアントニオ爺さんとお話。今日はサンジャンからピレネーを越え、30km先のブルゲッテ(Burguete)村まで歩くと言う。 スゴイ!! 

若者はストック無しでもスイスイ登っていく。 私は目の前に見える杭が立ち並ぶ急坂にちょっとビビリ気味。
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休憩を交えつつ、何とかHontoの村(標高515m)まで登る。 オリソンまではあと2km。
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ここまでは舗装道路でしたが、ここからはゴロゴロと大小の石がある未舗装路。
牛の糞がたくさん落ちていて、除けながら歩いているけど段々とそんな余裕も無く踏んでいる。
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振り返ると綺麗な景色なんだけど、だんだん疲れて立ち止まる事も多くなる。
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そしてここからが大変。石だらけのうそ!ここ登るの?って急坂にものすごい突風。 ストックでなんとか飛ばされないように必死に耐える。 飛ばされたら崖から落ちる。 牛歩状態で一歩ずつ登らなければならない。
さらに小雨までぱらついてきた・・・・。 勿論、写真なんて撮る余裕はありません。

目の前に細~い木の枝を杖代わりにして登っているおばあさんが! 絶対に70代後半くらい。
大丈夫かな?って思ったけどゴメンなさい・・・・自分の事で精一杯で。
Jujuが私の後ろにいるし、絶対に声かけてストック1本かしてあげるか一緒に歩いてあげるだろうと思っていたから挨拶して私は抜かした。

が、ちょっと進んだ所で後ろを振り返るとJujuはおばあさんを抜かして私のすぐ後ろにいた。
「おばあさんは?」
「ゴメン、俺も余裕が無かった・・・・。」
※おばあさんはその後オリソンの宿でワインを飲んで生き生きしていたので、山道は慣れた方なのだと思う。

しばらく登っていくとやっと再度舗装路が見えたが強風はやむ気配なし。
1歩1歩向かい風に立ち向かいながらやっとの思いでオリソンの宿に到着。
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この最後の2kmが今日の最大の難所。 結局、朝9時にサンジャン出発、オリソンには12時30分着。
2時間予定コースを3時間半かけて歩いた。

正直、この日はこれ以上歩ける気がしなかった。 と言うよりオリソンの宿までがどう考えても限界。
このオリソンの宿は事前予約必須。 ベッド数はたったの28床しかない。
1階がレストラン兼受付。2階が宿泊部屋。通り挟んだ向かい側のテラス下も宿泊部屋。
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受付で名前を告げ、他の宿泊客とベッドの案内までしばらく待つ。
そして宿のお兄さんに連れられ建物横から裏の宿泊部屋へ。

今日からは巡礼宿定番の2段ベット、皆でスペース共有生活なのです。 ちょっと不安。
案内された部屋。 初めて見るこれぞアルベルゲ、2段ベットのオンパレード!
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しかしお兄さん、
「kiki達はこっちの部屋を2人で使って」と。
えぇぇ!泊まれるだけでありがたいと思わなければいけないオリソンに2人部屋があるの!!
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この時の他の宿泊者の驚きの目線がちょっと怖かった・・・。
心の中で「やったぁ~♪」という思いと「スイマセン」の2つが入り混じった。

今日の洗濯をし、シャワーに入り(コインを入れ5分間、でもお湯はぬるかった)、下のレストランにてお昼。
今日のメニュー8ユーロ。 ハムとポテト、これに本当は目玉焼きが乗っているが私のは卵嫌いなのでナシで。
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オリソンは朝食・夕食付。ご飯の時間までお昼寝。
ここは約標高900Mあるので夕方近くなるとやはり寒い。 勿論暖房設備はありません。

また装備編を最後に書こうと思っていますが、寝袋はモンベルのダウンハガー800の3番にしています。
それとやはりトラベルシーツはこの巡礼では必須品。 そう、ダニとか南京虫とかの被害がやはりあるそうで・・・。
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これ、普通はシーツが寝袋の中ですが、私は外。理由は・・・・寝袋の方が高価なのと虫が付いたら寝袋は洗うの大変だからという理由です。

このトラベルシーツ、防虫効果のある繊維で作られているコクーン・トラベルシーツ
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この旅が決まった時に一番最初に購入したのがこのトラベルシーツでした。 私にとっては無くてはならない物。


夕食は1階の食堂で宿泊客全員でお食事。メニューはスープ、チキンの煮込み、付合わせのパスタ、デザート、それとワイン飲み放題です。 お味はとっても美味しかったです!
たくさんの見知らぬ方々とのお食事、初日でちょっと緊張気味で写真は撮れなかったです。

ここ、オリソンでの人々がやはり今後の歩く巡礼路上で一番仲良くなるような気がします。
オリソン組みの誰々ってなります。
私の周りはお向かいにドイツ人のマラちゃん、そして他は全員アメリカ人!
アメリカ人めちゃくちゃ多い! でも食事中の会話が英語でちょっと気が楽だった。後ろはフランス人ばっかりりのグループで、そこにいたら確実に無言になる。

噂に聞いていたオリソンでの夕食タイムに1人づつの自己紹介、ありませんでした。 良かった~

翌日は18kmの残りの行程。 この日の8kmもかなり限界だったので行けるか不安な思いを抱えつつ就寝しました。 ちなみにオリソンに到着した時点でウソみたいに偏頭痛はなくなりました。


巡礼路メモ:

・オリソン(Orisson)の巡礼宿は事前予約必須。 朝・夕食付35ユーロ/人
人気宿、ベッド数少ないのでとにかく早めの予約を。 徒歩で来た人のみ宿泊可。
自転車巡礼者、食事なしの人はオリソンから800m手前のKayolaにも宿泊できる。
http://www.refuge-orisson.com
オープン期間は3月から10月まで。

・オリソン宿のレストランにて前日夕方までに翌日のランチ用サンドイッチの予約ができます。
ハムやチーズその他の種類が選べます。1つ4ユーロ。 朝食時に引換券を渡します。


・サンジャンからのバックパック配達サービス、ピレネー頂上付近まで車で行く、またはロンセスバージェスまで車で行くなどの便利サービスを行っている会社・EXPRESS BOURRICOT がサンジャンの町にあります。
ビアリッツ空港からの送迎も有り。
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by kiki-juju | 2015-06-03 22:58 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(6)