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カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑫ プエンテ・ラ・レイナ~エステーリャ

2015年5月8日(金)     天気:晴れ
行程: プエンテ・ラ・レイナ(Puente La Reina) ~ エステーリャ(Estella)  約22km
出発: 6:00a.m   到着:13:30p.m   歩行時間:7時間30分


5月上旬のカミーノは朝方はフリースを着て歩くくらい涼しいのですが日中の気温上昇は真夏並み。
前日は軽く熱中症に近かった為、この日から出発時間を遅くとも朝6時までにと変更。

カミーノ道中の朝食は大体カフェでパンとコーヒー。
スペインのたっぷりミルク入りのコーヒー(カフェ・コン・レチェ)は美味しい!
朝、昼、夕方と1日に3杯は飲んでいた気がする。 クロワッサン系のパン類も美味。
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町外れの今日の看板。 目的地のエステーリャまでここから19.7km。
20Km以下の表示は楽勝な気がしてきている。感覚がだんだんカミーノ仕様になっている。
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あんなに痛かった足も朝には何とも無い! 良かった♪
高低表を見ると今日はアップダウンもあまりない様子。
永遠に続く麦畑を歩いていく。
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イタリア人カメラマンのルカと一緒に歩く。 ナショジオなどの撮影の仕事もするほど世界中を旅している。
興味深い話(サッカー、イタリアンマフィア、南米旅など)盛りだくさんで話しながらの歩みはかなり疲れ知らず。 私達の毎朝恒例の影写真も3人で。
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シラウキの村までの7kmがあっという間。
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前を歩くカナダ人のおじさん?(もしかしたら、もしかすると同世代かも!?)、私達が大声で話して盛り上がっていた南米話に参加。
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カミーノは世界中を旅行している人が多いのでいろいろな話が聞けて楽しい。
で、影撮影も今度は4人で。
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シラウキ村でドリンク休憩後、しばらく歩いたところに世界地図!
日本が消えて無いじゃん・・・・・。
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今日は景色も綺麗、そして体力も少しづつ付いてきたのか歩くのがとっても楽。
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坂道が出てくると少々怯むけど、登ってみると息切れもせずにスイスイ登れている自分にビックリ。
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カミーノ道中、川を横切る事も多く、そこでは必ず川で遊んでいる人がいます。
リフレッシュにちょうど良いしね。 
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カミーノっぽいトンネル。 トンネル内はひんやり涼しい。
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通り過ぎる小さな村も必ずお花があり可愛らしい。
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13番地、ヤコブ様? キリスト教で13番地ってどうなんだろうか?
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この日はかなりのハイスペースでロルカ村(LORCA)。
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今日の目的地、エステーリャまであと7.5km。
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麦畑を吹き抜ける風が気持ちよい。
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あの山超えるの???と一瞬恐れたが、迂回でした。
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迷路の様な石壁道を抜け、
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異様なまでに湾曲している橋を超えたら、
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カナダ人ナタリー姉さん&ブラジル人エイ君とばったり再開!
歩きながらザックの荷物軽減の為、カミーノ道中で捨てた物お笑い発表会。 
ナタリー姉さん、硬さの違う枕4つも持ってきていた事が判明!! 何故4つも持ってくる!?
姉さんの大きなザックの中身は枕だった!!
エイ君はカメラの大きな三脚、傘、ドライヤー(坊主頭なのに!?)
ちなみに私は日焼け防止用の手袋を捨てた。

で、エステーリャの町にあっという間に到着。
エイ君は町の入口にあるアルベルゲにと。
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ナタリー姉さんも私達もホステル派なので町のインフォメーションへ。
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エステーリャの町名は「星降る町」という意味だそう。 
雰囲気の良い建物や有名なサンペドロ教会は町のインフォメーションのすぐ向かいにある。
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紹介してもらったホステルは町の中心に近い。 細い通りは何だか可愛らしく雰囲気が良い。
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到着したホステル・クリスティーナ。
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バス付きツインルームで45ユーロ/泊。
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隣が町の広場中心。この日は金曜日で夜中の2時位までうるさくて、いびき対策で持ってきていた耳栓をこの夜初めて使った・・・・。

教訓、中心地広場そばの宿は便利だが泊まってはいけない!


お昼寝するほど疲れていない私。やっぱり体力ついたな。
シャワーを浴び、遅めのお昼ご飯物色に出かけます。
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by kiki-juju | 2015-08-29 14:52 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(4)

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑪ プエンテ・ラ・レイナ

パンプローナからの25km、やっとの思いで到着したプエンテ・ラ・レイナ(Puente La Reina)の町。
町の入口にあるホテル・ハクエ(Hotel Jakue)にフラフラになりながら入った。
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フロントに行くと巡礼者がたくさんチェックイン待ち。
「空いているかな??」 と不安になりながら待ち、ようやく私達の番で聞いてみると大丈夫、空いていた。
カミーノ道中、どの町に泊まるかは自分の体力次第なので事前の宿予約が困難。

ちなみにこのホテル、アルベルゲ(巡礼宿)も併設されている。
そちらはドミトリー形式の部屋、個室もあり。 ホテル宿泊の人もランドリーはアルベルゲのを使用。
その時覗いてみたら結構綺麗なアルベルゲだった。 こっちの個室(36~40ユーロ/泊)でも良かったかもと思った。


ホテルの部屋は3階の一番奥の角部屋、何だか微妙に変に広い部屋。(69ユーロ/泊)
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バスルームもピンクのシャワーカーテンで何だか微妙・・・。
ロマンチックと思えばいいのかしら!?
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この時はもう左足が床に着くだけでも痛くて、痛くて。 もう明日はこのままじゃ絶対に歩くのは無理。
とりあえずお風呂に入ってからJujuに見てもらう。 どうやら歩き出す前にちゃんとストレッチしてない事が原因のようです・・・・。 
軽くマッサージしてもらい、痛み止め塗ってしっかりテーピング。 
翌朝には治ってしまうところが不思議!!

足が痛いと半泣きしながら私は疲れきって眠ってしまってました。
その間Jujuは自分もシャワーを浴び、お洗濯もし、1日使った水筒も洗い、すべてやらなくてはいけない事をしてくれてました。 (ホテルのバルでワインもがっつり飲んでいたようですが・・・・)


お昼寝から起き、お腹が空いたのでホテルのバルへ物色。
スペインは夕食時間が夜8時以降と遅いのでバルやカフェでの軽食は助かる。

このホテルの前には巡礼像があります。
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ここプエンテ・ラ・レイナは私達が歩いているフランスの道と別のアラゴンの道が合流する町。
巡礼者像の足元に、
「ここから全ての道はひとつになり、サンティアゴへ向かう」 と書かれています。
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町の名前、プエンテ・ラ・レイナは王妃の橋という意味。
町の出口にはこの王妃の橋が掛かっています。(翌朝撮影したもの)
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中世の時代、このアルガ川を渡るのが危険だった為、王妃の慈悲により11世紀半ばに建設されたそう。


足を休めたからか、痛み止めが効いているのか??ちょっと歩けそうだったので町の中心へ。
町の教会は中に入るとひんやりしていた。 厳かに何かが行われていたのでそっと退散。
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これで夜の7時頃。空が青い、青すぎる。

レストランはまだどこも開いてなく、皆オープンまで待ちきれずピザ屋で食べてたりしてました。
メニューを掲げているバルが開いていたので外の席に座る。
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勿論メニューなんて読めないのでブラジル人カミーノフレンドに助けてもらいます。

ここナバラ州は白アスパラガスの産地。 頼んでみたら、
缶詰でした・・・・・。 オリーブオイルに漬けてある?かけてある?缶詰でもわりと美味しかった。
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先程、ホテルのバルであれこれ摘んだから何か軽めなもので、でもお肉という事で。
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豚肉のヒレを焼いたもの。豚肉と言えばこれがどこでも出てくる。国民的料理スタイルなのかな??
この旅で何度もこのただ焼いたヒレ豚に出会った。
付け合せの赤ピーマンのオリーブ漬け(ピメントス)、お肉と食べると美味しく嵌りました。


ホテルに戻り、Jujuはまだ飲み足りないとの事でバルでワイン飲み。
安くて美味しいスペインのワイン。特にここはスペインワインの産地、リオハのお膝元。
禁煙なんて堅苦しい事も無い、彼にとってはワイン片手にタバコが吸える、最高な場所なようです♪
翌日からはさらにワイン好きにとって素敵な町へと続いていくのです。
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by kiki-juju | 2015-08-14 22:20 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(4)

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑩ パンプローナ~プエンテ・ラ・レイナ

ブログ更新滞って早1ヶ月。
7月は出張に追われ忙しく、8月に入れば酷暑・・・・・。
何をするにもやる気ゼロ。 毎日38℃っておかしいでしょ。
暑さに弱い私は早く涼しくなって欲しいと毎日願うばかりです。(切実)

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カミーノ巡礼続きです。 
記憶はほぼ薄れかけているが、今回の旅はちゃんと毎日メモ日記つけていたのでそれを頼りに♪

2015年5月7日(木)     天気:晴れ
行程: パンプローナ(Pamplona) ~ プエンテ・ラ・レイナ(Puente La Reina)  約25km
出発: 6:45a.m   到着:15:00p.m   歩行時間:8時間15分


この日の行程が一番辛かった。 元々の計画ではパンプローナで2泊する予定だったのだが、そんなに大きな町でもないので先に進む事に。

まだ薄暗い中パンプローナの町を出る。 左足の土踏まず部分に何だか嫌な痛みアリ。
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シャッターにも黄色の矢印。 今日はこの絵のモニュメントを見る事ができる。これがこの旅で一番見たかった物。
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パンプローナの郊外へ抜けるまでに約4km程。 迷わないように大きな道路沿いのあちらこちらに標識があります。
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町外れのカフェで朝食を食べ、エネルギー充電完了。
ここから今日の目的地、プエンテ・ラ・レイナまで19km。
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朝は薄曇で結構涼しい。5月は黄色の菜の花がたくさん咲いています。
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左足の土踏まずの痛みがどんどん増してきてちゃんと歩けない・・・・。
まだ17kmもある。 痛い・・・・・歩けない。
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とりあえず痛み止めを塗って、テーピングする為に道脇で座る。
通り過ぎる人、すべての人が「大丈夫?」と声かけてくれる。 カミーノを歩いている人達、皆本当に優しい。
何でも屋Jujuはテーピングもお手のもの。 しっかり固定、だけどちゃんと動かす部分は動ける。
歩いても痛くない! 

テーピングをしてもらっている間、スペイン版ミューズリーバーでエネ補給。
これ安くて美味しい。どこでも売っているのでカミーノ道中毎日食べてた。
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今日は標高790mのぺルドン峠を越えなくてはいけない。 奥の風車が回っている所。
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パンプローナから12km地点のZariquieguiの村。小さなカフェ併設のアルベルゲ、飲み物&サンドイッチを作ってくれるショップのみの村。
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ぺルドン峠の上り直前の村なのでここで皆さん休憩&腹ごしらえ。
お店でサンドイッチ(ボカディージョ)を頼むとフランスパン半分の大きさにハムやチーズを挟んでくれるので2人で1つオーダーで充分。
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テーピングで固定されていて足の調子も良いので先に進む。
当初、地図だけで歩行距離構想を日本で考えていた時はここで1泊するつもりだった。
毎日、毎日連日20km強も歩けるとは思っていなかったから。 でも意外と皆で話しながら歩いたりしていると歩けるものです。

腹ごしらえも済み(絶えず何かを食べてる私)、いざ上り開始。
だんだん風車も近くなってくる。
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石をズルっとしながらも常に小幅で心拍数を上げないようにゆっくり登る。
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そしてやっとの思いで今日の最高地点、790mのぺルドン峠。
ここ、一番来てみたかった場所。
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上から見る景色も最高。
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売店カーもあった。 横に細い車道が走っているので反対側からは車でも来る事ができるよう。
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モニュメントをバックに皆で記念撮影したりして休憩も兼ねてそよそよ風に吹かれ小休止。

ここに来るまでに結構体力使ったのよ。 でもまだあと10kmもある。
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登ったら下りる。 実は上りよりも下りが大変。 結構石ころだらけで要注意。
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この日がパンプローナから出発で初日とのイタリア人初老のご夫婦。
奥さん可哀想にこの下り砂利道ですべり転んで顔に擦り傷・・・・。
まだ彼女は鏡を見ていないから大丈夫!と旦那さん。そういう問題では・・・・。
英語に訛りがなかったので???と思っていたら、長年住んでいたニュージャージー州からイタリアに戻ったとの事。うちの祖父と同じだわ。老後をアメリカで過ごしたくない派。


後ろを振り返る。太陽も真上に来てカンカン照りで暑い。
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ちょっとした日陰のくぼみには既に先客がいたり、明らかに皆さんのおトイレになっている場所だったり・・・・。
カミーノ道中、くぼみ部分はよく注意しましょう。
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暑い、暑いと言いながらUtergaの村。
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そこらじゅうの建物の影でへたばっている人多数。
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この村1軒のアルベルゲ兼カフェで休憩。 お昼過ぎだったけど暑さと疲れで食欲が無い・・・。
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今日はここのアルベルゲに泊まろうかと一瞬思った。 だって外は真夏の日射しで暑さに弱い私は熱中症になりそう。
Jujuはどっちでもいいよ!と言ってくれたが、、、、、プエンテ・ラ・レイナまではあと6.7km。
次のObanos村まで約4.4km、そこまでがんばろう。

サンティアゴまで先は本当に長い。
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歩いて、歩いてあと4.5km。 
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日陰に沿って歩き、建物の影で座り込む。 水筒に持ってきていたポカリの粉末を濃い目に入れ水分補給。
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500m程戻った所に1軒アルベルゲがあったのでそこに戻るか、もしくはあと2kmがんばってプエンテ・ラ・レイナまで行くか? もう私の思考能力はこの時ゼロに近かった。とりあえずポカリを飲んで水分補給。

ヘタばっているとアメリカ人&レバノン人のイケイケ系姉さん2人組み。
「Kiki何してるの!あとちょっとよ。がんばりなさい!」
と励まされる。
がんばって最後の力を振り絞り、彼女達について行く。

もう大地はカラカラに乾き切っている。 まだ5月初旬なのに、オンシーズンの7月8月はどうなるんだろう?
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話しながら歩いていると残り2kmも近く感じた。 
この道中は村上春樹の本ネタ。私はあのワールドが苦手で読み進めない。
海外では翻訳されて人気です。 が、私は苦手。

そしてプエンテ・ラ・レイナの入口にあるホテル看板を見た時、私はここに投宿する事に即決。
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町の中心まではここからまだ500m以上もある。 
今日はもう25kmも歩いたから私の許容範囲オーバーです。
ホテルに着いた瞬間、いままで大丈夫だった足がまた痛くなりだした。 そういうものなのかも!?
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by kiki-juju | 2015-08-08 23:08 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(6)