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カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑩ パンプローナ~プエンテ・ラ・レイナ

ブログ更新滞って早1ヶ月。
7月は出張に追われ忙しく、8月に入れば酷暑・・・・・。
何をするにもやる気ゼロ。 毎日38℃っておかしいでしょ。
暑さに弱い私は早く涼しくなって欲しいと毎日願うばかりです。(切実)

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カミーノ巡礼続きです。 
記憶はほぼ薄れかけているが、今回の旅はちゃんと毎日メモ日記つけていたのでそれを頼りに♪

2015年5月7日(木)     天気:晴れ
行程: パンプローナ(Pamplona) ~ プエンテ・ラ・レイナ(Puente La Reina)  約25km
出発: 6:45a.m   到着:15:00p.m   歩行時間:8時間15分


この日の行程が一番辛かった。 元々の計画ではパンプローナで2泊する予定だったのだが、そんなに大きな町でもないので先に進む事に。

まだ薄暗い中パンプローナの町を出る。 左足の土踏まず部分に何だか嫌な痛みアリ。
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シャッターにも黄色の矢印。 今日はこの絵のモニュメントを見る事ができる。これがこの旅で一番見たかった物。
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パンプローナの郊外へ抜けるまでに約4km程。 迷わないように大きな道路沿いのあちらこちらに標識があります。
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町外れのカフェで朝食を食べ、エネルギー充電完了。
ここから今日の目的地、プエンテ・ラ・レイナまで19km。
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朝は薄曇で結構涼しい。5月は黄色の菜の花がたくさん咲いています。
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左足の土踏まずの痛みがどんどん増してきてちゃんと歩けない・・・・。
まだ17kmもある。 痛い・・・・・歩けない。
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とりあえず痛み止めを塗って、テーピングする為に道脇で座る。
通り過ぎる人、すべての人が「大丈夫?」と声かけてくれる。 カミーノを歩いている人達、皆本当に優しい。
何でも屋Jujuはテーピングもお手のもの。 しっかり固定、だけどちゃんと動かす部分は動ける。
歩いても痛くない! 

テーピングをしてもらっている間、スペイン版ミューズリーバーでエネ補給。
これ安くて美味しい。どこでも売っているのでカミーノ道中毎日食べてた。
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今日は標高790mのぺルドン峠を越えなくてはいけない。 奥の風車が回っている所。
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パンプローナから12km地点のZariquieguiの村。小さなカフェ併設のアルベルゲ、飲み物&サンドイッチを作ってくれるショップのみの村。
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ぺルドン峠の上り直前の村なのでここで皆さん休憩&腹ごしらえ。
お店でサンドイッチ(ボカディージョ)を頼むとフランスパン半分の大きさにハムやチーズを挟んでくれるので2人で1つオーダーで充分。
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テーピングで固定されていて足の調子も良いので先に進む。
当初、地図だけで歩行距離構想を日本で考えていた時はここで1泊するつもりだった。
毎日、毎日連日20km強も歩けるとは思っていなかったから。 でも意外と皆で話しながら歩いたりしていると歩けるものです。

腹ごしらえも済み(絶えず何かを食べてる私)、いざ上り開始。
だんだん風車も近くなってくる。
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石をズルっとしながらも常に小幅で心拍数を上げないようにゆっくり登る。
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そしてやっとの思いで今日の最高地点、790mのぺルドン峠。
ここ、一番来てみたかった場所。
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上から見る景色も最高。
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売店カーもあった。 横に細い車道が走っているので反対側からは車でも来る事ができるよう。
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モニュメントをバックに皆で記念撮影したりして休憩も兼ねてそよそよ風に吹かれ小休止。

ここに来るまでに結構体力使ったのよ。 でもまだあと10kmもある。
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登ったら下りる。 実は上りよりも下りが大変。 結構石ころだらけで要注意。
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この日がパンプローナから出発で初日とのイタリア人初老のご夫婦。
奥さん可哀想にこの下り砂利道ですべり転んで顔に擦り傷・・・・。
まだ彼女は鏡を見ていないから大丈夫!と旦那さん。そういう問題では・・・・。
英語に訛りがなかったので???と思っていたら、長年住んでいたニュージャージー州からイタリアに戻ったとの事。うちの祖父と同じだわ。老後をアメリカで過ごしたくない派。


後ろを振り返る。太陽も真上に来てカンカン照りで暑い。
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ちょっとした日陰のくぼみには既に先客がいたり、明らかに皆さんのおトイレになっている場所だったり・・・・。
カミーノ道中、くぼみ部分はよく注意しましょう。
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暑い、暑いと言いながらUtergaの村。
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そこらじゅうの建物の影でへたばっている人多数。
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この村1軒のアルベルゲ兼カフェで休憩。 お昼過ぎだったけど暑さと疲れで食欲が無い・・・。
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今日はここのアルベルゲに泊まろうかと一瞬思った。 だって外は真夏の日射しで暑さに弱い私は熱中症になりそう。
Jujuはどっちでもいいよ!と言ってくれたが、、、、、プエンテ・ラ・レイナまではあと6.7km。
次のObanos村まで約4.4km、そこまでがんばろう。

サンティアゴまで先は本当に長い。
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歩いて、歩いてあと4.5km。 
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日陰に沿って歩き、建物の影で座り込む。 水筒に持ってきていたポカリの粉末を濃い目に入れ水分補給。
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500m程戻った所に1軒アルベルゲがあったのでそこに戻るか、もしくはあと2kmがんばってプエンテ・ラ・レイナまで行くか? もう私の思考能力はこの時ゼロに近かった。とりあえずポカリを飲んで水分補給。

ヘタばっているとアメリカ人&レバノン人のイケイケ系姉さん2人組み。
「Kiki何してるの!あとちょっとよ。がんばりなさい!」
と励まされる。
がんばって最後の力を振り絞り、彼女達について行く。

もう大地はカラカラに乾き切っている。 まだ5月初旬なのに、オンシーズンの7月8月はどうなるんだろう?
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話しながら歩いていると残り2kmも近く感じた。 
この道中は村上春樹の本ネタ。私はあのワールドが苦手で読み進めない。
海外では翻訳されて人気です。 が、私は苦手。

そしてプエンテ・ラ・レイナの入口にあるホテル看板を見た時、私はここに投宿する事に即決。
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町の中心まではここからまだ500m以上もある。 
今日はもう25kmも歩いたから私の許容範囲オーバーです。
ホテルに着いた瞬間、いままで大丈夫だった足がまた痛くなりだした。 そういうものなのかも!?
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by kiki-juju | 2015-08-08 23:08 | スペイン巡礼 | Trackback | Comments(6)
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Commented by タヌ子 at 2015-08-09 07:31 x
連日36℃で湿度が高かったら、夜も25℃以下に下がることはないですよね。
クーラーをつけて寝ると風邪をひきそうだし、かといってなしでは眠れそうもないし、辛いですね。
犬の散歩コースは7キロなので、25キロだったら楽勝で歩けそう!と思ったけれど、高低差があるとなると話は別物。
話をしながら歩くのと、黙々と歩くのでは全く距離感が違いますよね。
それにしてもjujuさん、素晴らしい!
jujuさんみたいな人と一緒だったら、安心してついて行けそうだけど、何をしでかすか分からない夫と一緒だと、毎日が不安でそれだけで痩せそう(笑)
ぺルドン峠のモニュメント、可愛い。
Commented by 三十路オンナ at 2015-08-09 10:36 x
kikiさん、こんにちは♪

お元気そうで、安心しました♪♪♪

本当に今年、暑いですよね。。。
もうびっくりな私です(w)うふふ

私も夏は。。。で、毎年ダウンです。。。
今年は引きこもりに決定!とインドア生活を送っています(w)
痛みを感じながら歩き、それでも進んでいく姿を想像させていただき、
自分との戦いになるのだろうなと思いながら読ませていただきました。

そして、訪問されたかった場所のぺルドン峠についたときの喜びは大きかったでしょうね。

文章、そして画像から本当に巡礼についてよく理解が出来き、本当にありがとうございます♪♪♪
(大変だけど、巡礼する意味は大いにありますね。)

スペインの風車の画像を見て、私も訪問した際に見た沢山の風車、思い出しました。

残りの工程、また更新楽しみにさせていただきますね♪

ではでは♪♪♪
Commented by taろう at 2015-08-09 19:46 x
本当に今年の夏の異常な暑さには、閉口します。
昨日は冷房をガンガン効かせた室内に1日引き籠っていたにもかかわらず、頭がボォ~っとしていました;
25kmの徒歩…聞いただけで、心を砕かれそうですw
山の景色で、遠くに見えているもの程、中々近付けず、ずっと見えているだけに、気持ちも焦ってしんどくなるのでしょうね。。。
会話しながらの踏破は、意識が会話に集中して、体力的なつらさを意識から遠ざけているのでしょうかね。
素敵な景色と、得難い体験に満ちた行程ですが、やはり本物の巡礼で、とても過酷であるということが、kikiさんの記事からヒシヒシと伝わってきます。
それでも、このスペインの雄大な風景には、魅了されてしまいますね!
Commented by kiki-juju at 2015-08-09 20:30
タヌ子さん:
今年は本当に記録更新するほどの暑さだと思います。
冷房で体調不良になるか、暑さで参るかどちらかです(涙)
Ito君との毎日のお散歩でどんどん距離をのばせばきっと毎日20Km+@の歩きはタヌ子さんにとってはそんなに大変な距離ではないかと思います。高低差が確かにネックですが私よりは断然タヌ子さんの方が体力あると思います。
私はポン吉さんときっと似てると思います。やはり夫に「何をしでかすか分からない」といつも睨まれています・・・。
ぺルドン峠のモニュメント、写真よりももっとズラッと並んでいます。可愛いですよね!
Commented by kiki-juju at 2015-08-09 20:39
三十路オンナさん:
こんばんは。 元気ですがブログ更新サボリ気味でした・・・(笑)
本当に毎日暑いですよね。毎日37℃~38℃とか異常な暑さの京都です。観光客がこの暑さの中を歩いているのを見ると頭が下がります。

今回の行程の中でぺルドン峠だけはピレネーに次いで絶対に登り切りたいと思っていたのでちゃんと自分の足で登りきれて良かったです♪
この日が一番辛く、この後の数日は平坦な道が多く、きっと体力も徐々についてきた様子だったので暑さを避ける為に朝5時代に出発するようにしたので良い感じに歩けました。
ブログ更新、間隔を開けずに努力します☆
楽しみにして頂き恐縮です。ありがとうございます。
Commented by kiki-juju at 2015-08-09 20:47
taろうさん:
本当に今年は暑いですね・・・。冷房を消す事もできず、冷たいものばかり食べているのでその内体調不良に陥りそうです。
こんな暑い時に25km歩くなんて聞くと卒倒しますよね。
実際、スペインから帰国後、そのまま勢いづいている時に熊野古道へ行き、その後まったく歩く事をしていません(汗)
近所のコンビニでさえ車で行くほどです(笑)
夫以外の人と会話しながら歩くと距離感なくどんどん進めるのが不思議なところです。
スペインの田舎の景色、とっても綺麗でした。夏は一面ヒマワリ畑の場所も通るようです。が、きっと凄く暑そうですね。