Pleasure Notes

kikinotes.exblog.jp
ブログトップ

カミーノ・デ・サンティアゴを歩いてみた⑥ ロンセスバージェスのアルベルゲ

ピレネー超え最初のお宿はロンセスバージェスの180+収容の巨大アルベルゲ(巡礼宿)  1人12ユーロ。
古い外観だが、中は近年大改装してとっても綺麗です。 ここは中庭。
b0165536_22355978.jpg


ベットは壁に沿った2段ベッドが2つで1区画。 鍵付ロッカーも併設。
b0165536_22413223.jpg

ズラッ~と奥まで並んで、突き当りが男女別の洗面所&シャワールームとなっている。
b0165536_22441399.jpg


私達のお向かいになったのはブラジル人のアナとアロア。
ピレネー超えの中、同じようなペースで歩いていて、抜いたり抜かされたり。
道中は「ハロー」位しか言葉は交わさなかったけど、顔見知りだったので同じ区画で「あら!一緒ね♪」 な感じで安心。

アナ達はルフトハンザのCAだったので英語流暢。 名古屋便で日本にも何回も来た事ありでさらにお互い親近感が増した。
私達の最終地ログローニョまで毎日顔を合わせ、お話したりして親しくした。
ブラジル人はポルトガル語が母語だけど、スペイン語とよく似ているので問題なく話せる。
いろいろ教えてもらったり、通訳もしてくれた!


巡礼者の行動パターンはほぼ一定。
巡礼宿に着いたらとりあえず混まないうちにシャワー。 ここ、熱々シャワーがたっぷりです!
そして洗濯。 地下に洗濯場があります。 自分で洗って干す。 もしくは洗濯場に係りの人がいるのでその人にお願いしたら洗濯をしてくれます。
(勿論有料です。値段は分かりません)

一通り終わったら何か食べ物を物色しにバル(Bar)へ。
La Posada (ホテル兼バル)に行ってみる。 ここ、映画の撮影ポイントだ!
b0165536_236254.jpg

中途半端な時間だと大体サンドイッチかトルティージャくらいしか選択がありません。
b0165536_2324980.jpg

外でのんびりピクルス&軽食をつまんでいるとオリソン宿で一緒だったドイツ人のマラちゃん合流。
ドイツの物凄い田舎からやって来た(本人曰く)マラちゃん。
30過ぎて結婚もしない、子供もいないは村では変わり者呼ばわりされる程の超絶田舎出身だそう。
そんな保守的な毎日が嫌で仕事辞めてカミーノに来たとの事。
古いドイツが残っているのね、ある意味マラちゃんには悪いけどその村貴重と思った。
カミーノで彼氏見つける!て意気込んでた。 実際、後日ちゃんと見つけてた♪

ここのホテル兼バルの向かいはどうやら巡礼者の撮影スポット。
ひっきりなしに人がやって来て記念撮影している。
b0165536_23155843.jpg

そのお目当ての看板がこれ。 あれ?ピレネーで765kmって書いてなかった?増えてる・・・。
b0165536_2317076.jpg


一応、教会にも寄ってみましょう。 マラちゃん、仕事の他にキリスト教も辞めたって・・・・・。
b0165536_23334889.jpg

いつも痛々しいイエス様。
b0165536_23342386.jpg

ヤコブ様かな?
b0165536_2335539.jpg


ここロンセスバージェスでの夕食はアルベルゲにチェックインの際に予約しなければありつけない。
アルベルゲとその他2軒のホテルしかない人口30人の村だから。 町はこれだけ。
b0165536_2332928.jpg

知ってはいたのだが、後でいいかな?と思ってその時しなかった。
で、聞いてみたら8時半なら空いていると、遅すぎる・・・のでパス。

アルベルゲ1階にはキッチン、自販機、食堂スペースがあります。
戸棚には鍋、お皿、コップなど何でも揃っています。
b0165536_23261646.jpg

自販機にはパスタ、サンドイッチ、ヨーグルト、フルーツ、雑貨などいろいろあり。
b0165536_2327355.jpg

電子レンジやトースターもあります。
b0165536_23284220.jpg


さて、夕飯を予約し損ねた私達、非常用として持ってきたこれらを消費。 いや、重かったから初めからこの辺りで消費する予定だったけどね。
b0165536_23301735.jpg


さっきサンドイッチも食べたし、食堂でJujuと2人で非常食を突きあっていたらブラジル人青年エイ君に「どこから来たの?」と声かけられた。

エイ君はブラジルの政府系銀行勤務で同僚と3人で来たそう。
とりあえずカミーノ、ブラジル人多い! エイ君は凄~くマジメな悩める好青年なのだが(後日一緒に歩きながら人生相談された・・・)、同僚の2人は優秀なバンカーとは思えない程のハチャメチャぶり。 

カミーノ、本当に各国いろいろな人がいて面白い。 ブラジル人なんてなかなか知り合う機会がないし、でも彼らはブラジルにたくさんの日系人がいるからかとても親日。 さらに日本のアニメを見て育つんだと。


アルベルゲの消灯は夜10時。強制的に電気消される。
お向かいベッドのアナに
「kiki達は痩せてるしいびき、きっとかかないよね」って言われた。
いやぁ~、Jujuはかくんじゃないか??
案の定、かいてた・・・・。 それも消灯後数分で。 トレッキングポールで突いてやりたかった。
万一の為かアナは耳栓してから寝るところを私はこっそり見たよ!

さらに朝、Jujuは
「あんまり寝れなかった・・・。」とか言ってるの。 
はぁ~?? 私だよあんまり寝れなかったのは。 朝方、アヒルの鳴き声みたいないびきをかくおじさんが4ブロック先の方にいたから。 まぁ、これがアルベルゲの醍醐味なのでしょうが・・・。

朝6時になると宿のオスピターレ(宿管理人)達がギター、タンバリン、鈴で大演奏しながら巡礼者達を起こす。 かなりの衝撃! 私は5時過ぎ位から既に起きていたけど。
そして巡礼者は8時までには荷物をまとめて宿を出なければならない。

初めてのドミトリー形式の巨大アルベルゲ、結構楽しめた☆



巡礼路メモ:

・ロンセスバージェスの巨大アルベルゲ(巡礼宿)に宿泊したくない場合にはホテル2軒あります。
スペイン人団体旅行者はここからスタートする人も多いのでホテル宿泊は事前に予約を入れておいた方が確実。
http://www.roncesvalles.es/contenidos.php?c=16&s=139&t=17

・夕食は宿チェックインと同時にその場で予約した方が良い。 でなければ私達の様に遅い時間、もしくは売り切れになる。

・アルベルゲは履いているトレッキングシューズは入口で必ず脱がされ、所定の場所へ収納となります。
館内ではビーサン、サンダル履きなどでないと入れてもらえません。
実は私はオリソン宿で持ってきたビーサンが壊れ、テーピングでとりあえず補強。 ここロンセスバージェスの受付で幸いにもビーサン売っていたので購入。5ユーロ。 その他雨合羽などちょっとした物も販売してました。

・この宿には毛布などありませんので寝袋、もしくはトラベルシーツが必要です。 枕はありました。
[PR]
by kiki-juju | 2015-06-18 00:09 | スペイン巡礼 | Trackback(1) | Comments(6)
トラックバックURL : http://kikinotes.exblog.jp/tb/24598634
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Tracked from dezire_photo.. at 2015-06-26 12:00
タイトル : 世界遺産の歴史的建造物群を有する芸術科学都市
バレンシアValencia スペイン東部の地中海に面した港町バレンシアは、人口は80万人のスペイン第3位の都市で旧市街全体が新旧入れ混じっている活気のある街で、街並みの美しさがなくきれいな街です。ラ・ロンハや国立陶器博物館、カテドラルが世界遺産登録されています。... more
Commented by 三十路オンナ at 2015-06-18 07:03 x
おはようございます♪

大きなアルベルゲ、内装や設備は本当に近代的で、
中に入ると驚きますね!!!

自販機もあって、とてもいいなぁと思いました♪

>非常用として持ってきたこれらを消費。 いや、重かったから初めからこの辺りで消費する予定だったけどね。

↑いいですね、こういうのって。
私は色んな各国のお料理が好きですが、
やはり、日本で生まれたこともあり、和食がほっとして、
好きな味です♪

なので、海外にはお蕎麦のインスタントとか持っていきます(w)うふふ

教会の内装、素晴らしいですね。
スペインに行った際にマドリッドで教会にいきましたが、
本当に歴史を感じる建築物でもあり、訪問したところでもあります♪

本当に各国の方が来られてるのですね。
いろんな国の年齢の方とも仲良くなれ、刺激を受け、今までとは違った見方などできそうな巡礼の旅ですね♪♪♪

またまた、今日も読み応えあり、
楽しくブログを拝見させていただきました♪

ありがとうございます♪♪♪

ではでは♪♪♪
Commented by kiki-juju at 2015-06-18 21:32
三十路オンナさん:
荷物重量の関係で今回の非常食和食はこれのみ持参でしたが、スペインのご飯、バラエティ豊富でとても美味しく、和食が恋しくなる事はありませんでした! 

教会、どんな小さな町にも必ずあり、開いている時間帯であれば必ず立ち寄ってました。(閉まっている所も多かったです)
ミサも興味があったのですが、信者では無い人が入ってもいいのかどうか分からなかったので誰か行く時に一緒について行こうと思っていたのに毎晩皆さん酒盛りで、私の周りの方々は誰もミサに参加してませんでした・・・・。

本当に世界各国、さまざまな年齢、価値観の人が集う貴重な道です!
拙いブログ、見て頂きこちらこそありがとうございます☆
Commented by タヌ子 at 2015-06-19 07:49 x
清潔感溢れるアルベルゲですね。
これぐらい綺麗だと、使う方も汚さずに使おうと思いますよね。
キリスト教をやめたのに、巡礼するマラちゃん…
確かにブラジル人と知り合うチャンスって滅多にないですね。
フランス在住のブラジル人も凄く少なそうだし。
鼾をかいている時って眠りが浅いみたいなので、jujuさんがよく眠れなかったって仰るのは納得。
いつも『良く眠れなかった』と言っている夫は、雷のような鼾をかくので、このアルベルゲ中の人を起こしてしまうと思う。
Commented by kiki-juju at 2015-06-19 21:35
タヌ子さん:
このアルベルゲは本当に綺麗で快適に過ごせました。
この巡礼路に行く前はここを歩いている人達は敬虔なカトリックの人が多いのだろうと思っていましたが、私が仲良くなった方々は本当に信仰心が薄い人達ばかりでした。リオ出身のブラジル人ですら。
巡礼路上に宿泊設備が整っていて、尚且つ治安の心配もなく安全に800km歩ける場所は他にはないので皆トレッキング気分の人が多かったです。
「なぜカミーノに来たの?」って聞かれたらなんて答えよう?と心配してましたが(無宗教なので)、「日本でどうやってカミーノ知ったの?」との質問ばかりでした。 日本人は少ないのではるばる遠くから「どのように?」の方が疑問のようでした。
いびき、眠り浅いのですか~? 傍から見ると熟睡に見えますよね(笑)
Commented by taろう at 2015-06-21 21:30 x
アルベルゲ、外観と中の、時代差ギャップが本当に別世界のようですねw
ヨーロッパでは、歴史的な建物を活用したホテルも、このようなリニューアルを施す等、ヨーロッパ旅行のお楽しみでもありますよね。
2段ベッド、4人区画、シンプルな内装…と、中高生時代に入っていた、学校の寮を思い出しました(流石に部屋にはなっていてドアは付いていましたが)。
標識の距離が伸びたり縮んだり…スペインの人は、百の位があっていたらOKなのでしょうかねぇw
まぁ、こういう緩いところも、スペインの魅力だと思います^^
鼾は気道が狭まるので、浅い眠りになるとか、どこかで聞いたことがあります。
耳栓を初めて使って寝た翌朝、快眠効果の素晴らしさに驚いた経験があります。
Commented by kiki-juju at 2015-06-21 23:14
taろうさん:
ロンセスバージェスのアルベルゲ、改装前はズラッとパイプ2段ベッドが並ぶ大人数収容型の名物アルベルゲだったそうです。
中高の間は寮生活だったのですね。6年間とは!私は大学入学時に寮(2人部屋)に入りましたが1ヶ月で脱出しました・・・。同室の子とは仲良くて良かったのですが、寮全体がいろいろとアメリカ特有、荒れてまして。

いびきはかいてる本人を攻めるわけにはいかないのですがなんとも・・・。耳栓、巡礼旅では必須アイテムです!
私の持って行った耳栓はフィット感がイマイチで微妙な物でした。¥100ショップでケチったからかもしれません。